特技

自ら得意とする特別な技能、また、他人より上手くできる技能のことを指します。履歴書に必ずと言っていいほど書く欄が設けられているので、誰しも一度は考えたことがあるでしょう。「特技・趣味」と混合している場合も多いです。就職活動などを目的する場合を除き、趣味は、自分の好きなことを書けば良いので、比較的簡単に思いつきます。しかし、特技となると、なかなかそうもいきません。なんせ、「他人より上手くできる」と胸を張れるものなのですから、生半可な実力では特技とは呼べません。

ある少年の特技は、「昼寝」「あやとり」「射撃」とされています。「昼寝とあやとりは趣味だろ」と思うかもしれませんが、彼は1秒かからずに就寝できますし、オリンピックで金メダルを獲得できる世界記録レベルの持ち主なのです。あやとりにしたって、「日本プロあやとり協会」から契約金3,000万円でスカウトされる世界レベルの実力者で、射撃の腕前も、西武時代のガンマン相手に勝利しています。どれも特技として十分認められるでしょう。

よく挙げられる特技の例は、サッカーや野球、スキーなどの、スポーツ関連があります。これは、学生時代の部活動の延長で、体力があることや、団体行動に優れていることのアピールに繋がるでしょう。僕は、基本的に運動が苦手ですが、実は、幼いころに水泳を習っていた経験があり、50メートルくらいなら潜水(息継ぎなし)で泳げます。これは、特技と呼べるでしょうか。



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スポーツ以外では、料理、裁縫、パソコンなど文科系の特技があります。しかし、いずれも日常的なものなので、「パスタが作れます」とか「インターネットできます」くらいでは、特技と呼べないでしょう。「カレーはルーから手作りします」や「プログラム組めます」であれば、特技になるかもしれません。それを踏まえると、僕の文科系の特技は、「ブラインドタッチ」かもしれません。小学生のころからずっとキーボードを叩いているため、ドラムより上手いまであります。ためしに、技能検定模試なるものを受けたら、なんと一級レベルでした。ずっとブログを書いているせいかもしれません。

このブログを書く前は、「自分は特技なんて持ってないよなあ」と思っていましたが、書いているうちに「そういえば、自分はこういう特技を持っているかも」と思うようになりました。きっと、探さないだけで、誰でも何かしらの特技は持っているのでしょう。自分探しに効果的なのは、インド旅行よりもブログ投稿かもしれません。

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