ジムノペディは「ジムノペディさん」だと思っていた

「ムンクの『叫び』」みたく、「ジムノペディの『第一』」と覚えていました。「ジムノペディって『第一』以外に有名な曲あるんかな」と検索したのが今年に入ってからです。「サティ」という名前を目にしても、真っ先に思い浮かべるのは「ジャスコと並ぶ町のデパート」ですし、「『威風堂々』とか作っとる人やなかったっけ」とぼんやりするくらいです(ちなみに、『威風堂々』の作曲者はエルガー

まったく逆のパターンですが、パッヘルベルの『カノン』は『パッヘルベルのカノン』、つまり、パッヘルベルも曲名に含まれると思っていました。パッヘルベルという語感から「バッハの曲やろ」と適当なことを考えていました。前述のサティとエルガーもそうですが、微妙に年代が近い作曲家で勘違いしているのはまったくの偶然です(このブログを書くまで気づかなかった)。



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ジャズの世界でも、ビル・エヴァンスとギル・エヴァンスとビル・エヴァンスは混同されがちです。ビル・エヴァンスとギル・エヴァンスはピアニストですが、ビル・エヴァンスはサキソフォニストです。文字にすると意味不明ですが、前者と後者のビル・エヴァンスは同姓同名の別人です。どちらかと言えばピアノのビル・エヴァンス(前者)の方が有名なので、後者のビル・エヴァンスは「サックスのビル・エヴァンス」と呼ばれることが多いです。だんだん「ヴァ」の字がゲシュタルト崩壊してきました。

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