コロナ騒動の渦中の話

この記事を書いているのは4月の中旬、日本で緊急事態宣言が出され、世の中が混沌としている真っ直中です。これがアップされる予定の6月には事態が収束していることを願って、ちょっとした笑い話を。

世界中で猛威を振るった病気ですので、今さら説明する必要はないかもしれませんが、コロナは非常に強い感染力を持ったウィルスのことです。潜伏期間が長く、自覚症状が表れにくいのですが、初期症状として「味覚の異常」が挙げられていることで有名でした。

ある日、昼食をとった僕は、口内に大変な違和感を覚えました。痛みはないものの異物感があり、舌の働きが鈍っているような感覚を覚えたのです。この違和感は、食後から数時間経った夕食時になっても治まらず、明けて翌朝になっても続きました。このような症状は生まれて初めてで、「ひょっとしたら感染したかもしれない」と戦々恐々としました。



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この話を妻にしたところ「昼食は何を食べたの」と訊かれたので「袋ラーメンにたっぷりほうれん草を入れて食べただけ」と答えたところ、「それが原因だ」と言うのです。妻いわく、ほうれん草には「シュウ酸」と呼ばれる成分が含まれており、大量に食べると口内に異常をもたらすとのことでした。僕は一度に大量のほうれん草を食べた上に、シュウ酸が溶け出したであろうスープまで全部飲んでいたため、口内の違和感が長時間も続いてしまったのです。

僕は食べ物の影響が顕著に表れる体質で、妻もそれを知っていたため「ほんまに繊細やな」とケラケラ笑っていらっしゃいました。コロナじゃなくて一安心でしたが、おかげでほうれん草が苦手になりました

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