絵画、それから、芸術性とセンスについて

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絵画とは、芸術・アートの一種で、平面世界に彩りや形象を描いた作品のこと。「絵」のカテゴリに含まれるが、明確な定義はなく、「限られた領域の平面世界上に、静止した絵だけが描かれている芸術作品」に対し、この呼称を用いることが多い。紙を用いるのが一般的だが、油絵などは「キャンバス」と呼ばれる布を用いたり、タイルなどの石板を用いたりするなど、バリエーションは様々である。また、絵画を描くことを生業にしている人のことを「画家」と呼ぶ。

絵画で特に求められるのは、「芸術性」と呼ばれるものである。この芸術性というものが厄介で、櫻井は「作品に接触した人間が『なんとなく良いな』といった肯定的な感情を引き起こすポイント」と思っているけれど、人によっては「なんとも思わない」、つまり「『無』を感じるポイント(感じたら『無』ではないのでは、と櫻井は疑問なのだけれど)」であったり、逆に「怒りなどのフラストレーションを感じるポイント」であったりする。要するに「何かを感じるポイント」、つまり、「感覚」の一種で、明確な定義付けが不可能なのだ。

音楽も芸術・アートの一種であり、絵画同様、芸術性が求められることがある。芸術性をふんだんに含んだ作品を多く生産できる人は「センスが良い」と評価される。また、音楽的芸術性と絵画的芸術性には通じるものがあるらしく、「ミュージシャンは絵が上手い」という話がよく挙がる。また、優れた芸術的センスを持っている人を、感覚、創造、映像などの思考を司る身体器官に例えて「右脳人間」と呼ぶ場合がある。

櫻井はミュージシャンで、音楽を生業にしているけれど、正直言って、センスには恵まれていない、と思う。そのため、美術館などで超一流と呼ばれる絵画を見ても、大抵の第一印象は「小学生でも描けそうだな」だし、次の瞬間には「小学生でも描けそうな作品なのに、多くの人がお金を払って見に来るのは何故か」という、商業的なことを考えている。これは、自分の感覚よりも客観的情報の方を優先しているからだろう。

昔、ドラムの先生に「ティモはミュージシャンというより、アーティストだな」と評価されたことがあるけれど、適当でない、と今は思っている。「ビジネスマン」が一番妥当なのでは、と自己評価しているけれど、親しい友人に言われた「職人」とか「研究者」という評価も一理あるかもしれない。いずれにせよ、センスを磨きたいなら自分の感覚を信じるのが一番である、と予想できる。しかし、磨くだけじゃダイヤは売れない。

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