友だちの条件

新年度になった春の頃、とある小学生の生徒様が「友だちがいっぱいできた」という風なことをおっしゃっていました。僕にはそういったスキルがないので羨ましい、と答えると「ティモさん、ドラムの先生なんやから、生徒の友だちがいっぱいおるやろ?」とおっしゃります。

たしかに生徒数は多いですが、彼らは客人であり、友だちかと問われると返答に困ります。「生徒だからといって、友だちだとは限らないのでは」と答えると、「お互いに名前を知ってたら、もう友だちじゃん」と即答されました。こういった純粋さも僕は持っていません。羨ましい限りです。

仮に「お互いに名前を知っている」が友だちになる条件だとして、僕の名前を知っている人は非常に少ないです。というのも、「櫻井ティモ」は本名でないからです(参考『名前の表記について(再)』)。家族や公共機関を除いたら、関西で僕の名前を知っている人は1人もいないかもしれません。



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辞書いわく「友だち」とは、「勤務、学校あるいは志などを共にしていて、同等の相手として交わっている人。友人」と定義されています。僕のブログに登場する「友人」の定義は「櫻井ティモが好意を寄せている、見知った相手」であり、相手の立場や相手からの好意は問題にしていません(そもそも確認できません)。こちらの好意があれば、親や教師であっても友人です。

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