名前の表記について(再)

このブログを開設した当初(2013年10月)にも書きましたが、櫻井ティモは本名ではありません(参考『名前の表記について』)。高校時代からのニックネームであり、かれこれ10年以上使っている偽名、もとい、芸名です。仕事でも「ティモ」と名乗っているので、本名を知っている人は一握りです。高校時代の友人たちは知っている可能性がありますが、おそらく忘れているでしょう。櫻井本人もたまに忘れます。アクセントは「ティ」の部分にくるので、カクレクマノミの「ニモ」と同じ発音です。「モ」にアクセントをつけて「」みたいに発音しても問題ありません。

「さくらい」の「さくら」は「桜」ではなく、貝が2つの「」です。画数が少なくて書きやすい桜でも良かったのですが、櫻に比べると防御力が低いような感じがして心もとなかったため、こうなりました。旧漢字を使っていると、簡単な漢字で表記されてしまうことがありますが、今のところ「桜井ティモ」で表記されたことは数えるくらいしかありません。渡邊(渡邉)や山﨑(山崎)などに比べるとわかりやすい旧漢字だからでしょう。

ローマ字表記は「SAKURAI Timo」で、姓が先かつ全て大文字表記です。「実はティモが姓で、名が櫻井だった」というトリックを狙っているわけではありません。最近は日本でも「姓、名」のローマ字表記が珍しくなくなってきたようです。「英語で自己紹介する時は姓、名の順で」と教えている学校もあるそうです。姓が大文字なのは、一目でそれがファミリー・ネームであると分かるからです。ちなみに、このブログのタイトル「侍タイムズ」の英題は「SAKURAI Timo」にあやかって「SAMURAI Times」となっています。開設当時は海外に住んでいたので、「日本人(侍)が書いた記事(タイムズ)」というニュアンスを狙ったのですが、未だかつて英語で記事を書いたことはありません



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本名ではなく櫻井ティモ名義で活動している理由は「同姓同名かつ同音の有名人がいるため」「目立つため」です。前回のブログから3年が経ちますが、ティモという名前は目立つどころか定着したように思えます。どちらかと言えば、「嵐の櫻井くんと同じ字ですね」という風に、櫻井の方に注目されることが多いです。その度に「彼は僕の親戚です」という風なジョークを言っていたのですが、「ええ?! 本当ですか?!」と本気にされてしまったことがあったため、最近は「彼は僕です。同一人物です」という風に説明を変えました。また、「なんでティモなんですか?」と訊かれた際は「父がドイツ人、母がイギリス人なので」と答えるようにしていましたが、「ああ、そう言われると何となく顔立ちが……」「だから海外の大学卒なんですね!」なんて言われてしまうことがまれにあります。以上、振りこめ詐欺がなくならない理由でした。

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