YouTubeでドラマーが活躍するには

バンドブームが過ぎ去って、ドラマーの活躍する場は様変わりしてきました。以前は懐疑的だった人も、コロナ禍をきっかけにYouTubeへ進出してきたように思えます。「好きなことで生きていく」のフレーズのように、YouTubeの動画投稿だけで生活費を稼いで暮らしていくのはごく一握りですが、ちょっとしたお小遣いくらいはわりと簡単に稼げるので、ぜひ盛り上げていただければと思います。

ドラマーが撮る動画といえば「叩いてみた動画」などに代表される演奏動画ですが、ピアノやギターといった楽器に比べ、ドラムの演奏動画はバッキング・トラック(伴奏)がないと楽曲を演奏するのが難しい楽器です。CDやダウンロード販売された楽曲を無断で使用するのは著作権侵害に当たりますし、許可を取ったら取ったで収益が下がります。

そのため、ドラマーは流行りを押さえて、話題になりそうな動画を量産しなければならないでしょう。欲を言えば、「これから流行りそうなもの」を先取りしたいところですが、先のことは誰にもわかりませんし、今を知ることは先を読むことにも繋がるでしょう。

〇短い動画

TikTokの流行を受け、YouTubeでも「ショート動画」が流行しています。ショート動画とは文字通り「再生時間の短い動画」のことで、YouTubeでは1分未満の動画です。演奏動画であれば、話題の曲のサビ部分だけを演奏する、といったアプローチが考えられます。ただし、ショート動画そのものには収益が発生しないため、別途収益が発生する動画を作っておく必要があります。



★オススメ ライブ




〇ワンポイントレッスン動画

ドラム演奏のちょっとしたアドバイスや、有名な曲のワンフレーズを紹介した動画です。特に日本に人気で、(制作する上で)参考になる動画も多数見つかります。それだけ競合が多いので、一線を画す編集技術が必要になるでしょう。編集作業を苦に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いざやってみると楽しい、と感じる人もいるでしょう。やりすぎて「ドラマー」を卒業しないように気を付けましょう。

〇キッズ動画

10歳未満のお子様がドラムを演奏している動画です。国内外問わず人気の動画で、特に日本人は若く見られる傾向があり、海外進出も夢ではありません。強いて難点を上げるなら、「若返る方法がない」という点でしょうか。何某4869みたいな薬が開発されることを期待してやみません。

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