もしも徳川家康が生きていたら

日本史屈指の人気を誇る有名人ですが、具体的に何をした人なのか僕はよく知りません。関ヶ原の戦いで石田三成に勝った人、という知識はありますが、まさか単騎で首を取りにいったわけではないでしょう。有名なホトトギスの句も、待つタイプだったか鳴かせてみるタイプだったかいつも迷います。そういえば昔、「暗殺された徳川家康は影武者だった?!」みたいなドキュメンタリーを見たことがあるので、たぶん、まだ生きているのでしょう。知らんけど。

調べたところ、家康が亡くなったのは1616年6月のことで、享年は73歳とされています。今から402年前なので、生きていれば今年で475歳です。仮に家康が年に180万円の厚生年金を65歳から受け取っていたとしたら、総額7億3,800万円となります。噂によると家康は3,000億円の財産があるそうなので、7億ちょっとの年金なんて端金でしょう。

実際問題、400年以上も人が生きることは適いません。当時の技術を集結させて、コールド・スリープでもしたのでしょう。その場合、戸籍上は475歳ですが、実際には73歳のお年寄りです。お年寄りと言ってもタモリや吉永小百合と同い年です。ミュージシャンだとエリック・クラプトンヴァン・モリスンロッド・スチュワートがいます。いぶし銀のような渋みが出る年頃と言えます。



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問題は住居です。江戸城はなくなっていますし、皇居に住むわけにもいきません。3,000億円の財産さえあれば家の1件や2件、難なく購入できますが、残念なことにその財産は見つかっていません。周辺の物件は家賃10万円はくだりませんし、身寄りがいないので保証人を探さなければなりません。仕事をしようにも、住所がないからどこも雇ってくれません

そうなったらもう路上パフォーマンスでもして儲けるしかありません。「マイク1本で世界を変えるDJ☆IEYASUとは俺のことだYO!」とかやったら一躍時の人となるのではないでしょうか。多少知名度が上がったところで「実はほんまもんの家康やねん、わし」とカミングアウトすれば仕事がさらに舞い込むでしょう。いずれは「江戸城奪還! 武道館ライブ!」とかして物議を醸し出してほしいところです。

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