誰でもギター・ヒーローになれる5つのアイディア

◯ディストーション

歪みエフェクターの一種です。一般的には「ボリューム」「ゲイン」「トーン」という3つのノブで音作りをします。初心者でもできる音作りのポイントは、トーンを限界まで下げ、ゲインを全開にし、ボリュームを徐々に上げて音量を調節すること。強烈な歪みで一見上手くなったように思えますし、間違ったコードを演奏しても音像がぼやけているから勘付かれにくくなります。オススメはBOSS社の「DS-1」。中古なら3,000円前後で売っていますので、バイトができない中学生でもお小遣いを貯めれば買えるでしょう。ギターからエフェクター、エフェクターからアンプへ接続するため、シールドを2本用意しておくこともお忘れなく。

◯パワーコード

コードのルート(1度)と5度の音だけを鳴らす、ギターの奏法の1つです。たとえばCメジャー7というコードの場合、ルートはC、5度はGです。この奏法の優れている点は、3度や7度の音を弾かないため、メジャー・コードもマイナー・コードもドミナント・コードも網羅できることです。理論がよくわからなくても、とりあえず人差し指でルート、薬指でルートの右下(ルートの1つ下かつ2つ右隣のフレット)を押さえれば成立します。さらに小指でオクターブ(8度。5度の下のフレット)を押さえれば音圧も増すでしょう。天下無敵の最強コードです。

◯高出力のピックアップ

テンポが速い曲や速いフレーズを弾くと、右手のピッキングがおざなりになってしまいがちです。そこで、軽くピッキングしても迫力が損なわれないよう、出力の高いピックアップを搭載したギターを選びましょう。ハムバッカー・タイプやアクティブ・タイプがおすすめです。音の太さも稼げますし、ディストーションとの相性も抜群です。



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◯3コードの曲

3つのコードだけで構成された楽曲のこと。いくら音色を格好つけることができても、下手な演奏ではヒーローになれません。小難しいことは一切せず、簡単な曲だけを弾くようにしましょう。 「パンク」と呼ばれるジャンルは3コード中心でディストーション向きの激しい楽曲が多いです。邦楽パンクは日本人ウケしますし、歌詞も日本語で覚えやすいでしょう。「歌詞を覚えるのがめんどい」という人は、あえて洋楽パンクを適当に歌うのも良いでしょう。

◯長いストラップ

忘れてはならない重要なポイントが、見た目です。ヒーローとは、得てして見た目が格好良いものです。ストラップは必ず、一番長い状態で使用しましょう。ブリッジ・ミュートするとひじが完全に伸びるくらいがベターです。どうしても弾きにくい場合は、立てひざした上にギターを載せたり、後ろに大きく仰け反ってお腹の上にギターを載せたりすれば多少はマシになります。

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