百人一首で決まり字を覚えるのはそこまで重要でない

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「百人一首」とは日本で最もポピュラーなかるたで、短歌100首を集めてカード・ゲームにしたもの。読み手は上の句(5・7・5)から読み始めるが、取り手が取り合うのは下の句(7・7)の札であるため、「短歌の内容をいかにして覚えるか」が重要とされている。

覚えると言っても、上の句と下の句すべてを覚える必要はなく、「作品を特定できる最初の数文字」さえ覚えれば良い。たとえば、「む」から始まる短歌は「むらさめの つゆもまでひぬ まきのはに」しかない。これを「決まり字」という。下の句は「きりたちのほる あきのゆふぐれ」で、決まり字は「き」。「む」と「き」さえ覚えておけばこの句は取れるわけだ。

競技かるた出場を目指している人であれば決まり字を覚えるのは当たり前だ。しかし、1年に1回、正月にしか百人一首をやらない人同士で集まって遊ぶ時に決まり字うんぬんをがっつり覚えても、勝負が圧倒的になってしまい、かえって面白くない。素人かるたを楽しむのであれば、覚えるのはせいぜい20首くらいに抑えるか、なんとなく、うろ覚え止まりにしておこう。

首を記憶せずに勝つためのコツとしては、まず、自分の手元に置かれたカード1文字目の子音(あ行は母音)を把握しておく。下の句が読まれた瞬間、子音で反応するのだ。腕に自信があるなら、相手の腕の動きを見て反応するのもありだろう。中学時代、櫻井はこの方法で地区大会の6位を取っている。来年の正月に、ぜひお試しあれ。

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