女性の「痩せたい」は、体重を落としたいわけではない

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つい最近知った、真理のひとつ。正確には、「結果として体重を落とすことになるのだけれど、そこに焦点を置いているわけではない」である。何の疑問もなく「そんなの当たり前じゃん」と思った男性は、なかなか乙女心がわかっているのではなかろうか。

「痩せたい」という言葉は、「体重を落とす」という意味の動詞(サ行下一段活用)である「痩せる」に、「~したい」という言葉を組み合わせることで、将来の願望を表現した言葉である。これを櫻井は、そのまま「痩せる、をしたい」だと思っていた。英訳すると「I want to lose my weight(私は体重を落としたい)」だ。つまり、痩せる行動、行ないに目を留めているわけである。

ところが、女性の「痩せたい」は違う。彼女たちは、痩せる行動に目を留めているわけではない。英訳すると「They don’t focus on losing their weight」だ。彼女たちの「痩せたい」は、「痩せた状態になりたい」の略なのだ。動詞というより、形容詞的用法と言える。英訳すると「I want to be slim」だ。更に言えば、「痩せる行動をすっ飛ばして、結果(=痩せた状態)だけが欲しい」というニュアンスが含まれている場合が多い。英訳すると「I want to be slim without any works」だ。

これに気付かず櫻井は、「ああ、痩せたいけど、アイス食べたい」などと言う女性に対し、「は?」という態度を取り続けていた。痩せたいなら食うなよ、という風に思ったわけである。それで「痩せるか食べるか、どっちかにすれば」という的確な(と思っている)アドバイスをすると、「もういい! 知らない!」と、ぷりぷりされる。男性諸君、似たような経験はないだろうか。

では、この場合は何と答えるのが正解なのだろうか。彼女たちの真の願望は、「アイスを食べる、かつ、痩せた状態」である。しかし、「アイスを食べると太る」という真理は覆すことができないので、両方を同時に満たすことはできない。しかるに、具体的なアドバイスをした時点で、女性は怒る。よって、「あー俺もアイス食べたいわー」と返事を濁すか、「痩せると言えばこないだテレビで~」などと話題を逸らすのが適当である、と考えられる。ぜひ、試してみよう。

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