商いは牛のよだれ

商売は牛のよだれのように、細く長く続けるのが吉である」という意味のことわざです。類義語には「継続は力なり」が挙げられます。大儲けを狙うよりほそぼそとでも続けていくことで仕事は成功する、という先人の教えですが、これを「牛のようにぼうっとしているのが良い」と間違えないように注意しましょう。倣うべきはあくまで「牛のよだれ」です。

1日に分泌される牛のよだれの量は100リットルから200リットルと言われています。人間のよだれは1日に1.5リットルとされているので、およそ100倍です。どうしてこんなに大量に分泌しているかというと、牛は草食動物で、草を消化するため反すう(一度胃に入れた草を口に戻してそしゃくを繰り返す習性)をしているからです。この反すうは食事後、起きている間はずっと行われるため、6時間から10時間ほどかかると言われています。



★オススメ ライブ




見た目にはだらけているように見えても、実のところは絶えずよだれを分泌している、これが商いを成功させる秘訣なのです。常人の100倍はよだれを出すこと。そのためには、寝食以外の時間に心血をそそぐ必要があるでしょう。目指せA5。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


上部へスクロール