ミュージシャンの名前あるある

この間、ミュージシャンの友人と、「ボーカリストは『名前全部アルファベット率』が異常に高い」という話題になりました。「John」や「Emily」のような英語名ではなく、「TARO」や「HANAKO」のように、「日本語名なのに、全部アルファベット」です。この例のように、すべて大文字である場合がほとんどで、ロック、ポップス、ジャズなど、ジャンル問わず、この傾向があります。アンサンブルの花であり、とりわけ主張しなければならないポジションなので、奇をてらっているのかもしれません。

自分のことを棚に上げていますが、「櫻井ティモ」も、奇をてらってつけた芸名です。ドラマーは、「ミドル・ネーム率」が高く、僕も初めは、「“Timo”」というミドル・ネーム表記を使っていました。しかし、あまりにもミドル・ネームを持ったドラマーが多く、「櫻井ティモ」に改名した、という経緯があります。ただ、ドラマーは「半分カタカナ名率」も高いため、あまり目立った表記になっておりません。



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今後、どのような名前が、奇をてらったものになっていくでしょうか。たとえば、「バンド名のような個人名」など、いかがでしょう。「キング・オブ・マイク(Vo. )」とか、いかにも池袋にいそうなボーカリストです(実際にいたら、ごめんなさい)。日本語訳にすれば、マイクを高く買い取ってくれそうな人になります。また、文章系のバンド名も流行っていますので、「今夜、カレーライス(Vo. )」という名前にして、MCで元気に「どうもこんばんわー! 今夜、カレーライスです!」と言えば、「よほど夕食が食べたいんやなあ」「昨日は何を食べんやろう」と、観客の心をわし掴みにすること請け合いです。

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