ヘビー・メタルに学ぶ

大学時代に「ドラム・レッスンを始めたらヘビー・メタル(以下、メタル)の需要があるだろうな」と思って以来、メタルの研究を続けています。今のところレッスンにはあまり活かせていない(参考『音楽講師業を始めて予想外だったこと』)のですが、今までほとんど聞いてこなかった分、新しい発見ばかりで面白いです。

歴史をひも解くに、メタルが持つ「激しさ」という指針(テーマ)が確立したのは、80年代前半のスラッシュ・メタルの時期だと思われます。ジャズで言うところの「ビバップ」のような、そのジャンルの核を持った音楽性が生まれたわけです。スラッシュ・メタルを代表するアーティスト「メタリカ」は、「メタル界のチャーリー・パーカー」と言えるのではないでしょうか。

そういうわけで、こないだメタリカのオリジナル・アルバムを端から端まで流して聞きました。「意外とツーバスを使っていないんだな」や「結構プログレみたいなアプローチが多いのだな」という印象です。9枚くらいある作品をずっと流していたので、妻は終始しかめ面でした。スマホのスピーカーで聞いていたせいか「低音が全然足りない」とぷりぷりしていらっしゃいました。僕よりしっかり聞いている気がします。



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ただ、個人的に好きなのは、スラッシュメタルの後に流行ったヘアメタル(LAメタル)やニューメタルで、これらはメタルが持つ「激しさ」よりも「聞きやすさ」に重きを置いたジャンルです。言ってみればこれは「ジャズの中でもケニーGが好き」というようなもので、純粋なメタルファンからすればあまり喜ばれないことなのだろうな、という予感はしています。

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