コウモリ

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昔、イソップだったかアンデルセンだったか、海外の童話でコウモリが主人公になっている作品を読んだことがあります。ライオンをリーダーとする獣軍と、タカをリーダーとする鳥軍が争っている世界で、コウモリはどちらの軍にもいい顔をする中立の立場、いわば「八方美人」でした。タカには「空を自由に飛び回れる私はあなたがた鳥の仲間です!」と言い、ライオンには「卵を産まない私はあなたがたと同じ哺乳類であり、獣の仲間です!」という具合に、上手いこと双方に取り入るわけです。当時小学生だった櫻井は「哺乳類」の意味がわからず、「翼が生えてんのに獣なわけねえだろwwwwキョロ充乙wwww」とコウモリを馬鹿にしていました。

この童話、終盤には獣軍と鳥軍がなぜか和解し、軟派な態度を取っていたコウモリは迫害され、両軍に見つからないよう暗い洞窟を飛び回るようになった、という昔話によくあるパターンで終結します。「二兎追う者は一兎も得ず」「はっきりしない、曖昧な態度を取ると痛い目を見る」というメッセージが込められているようでした。コウモリは「皆さん、こんな風になっちゃダメですよ」という反面教師を担っているわけです。ライオンやタカと比べて忌避されやすいコウモリを選んだこともあざといところです。カモノハシではいけないのでしょうか。

現実で成功するのは間違いなくコウモリのような人です。臨機応変、変幻自在、敵を作らず懐に入り、自分の地位を確立します。双方へアプローチするための根回しは大変ですし、かなりの技術も要します。その苦労に見合った自由を、コウモリは獲得していたわけです。それに引き換え、ライオンとタカは自分たちの立場を守ることに躍起になって、戦争という極めて前時代的な行動を取っています。これは昔話なのでライオンたちが前時代的なのは仕方のないことだが、現在でも社会に出ている多くの人が、同じような行動をしているのではないでしょうか。

コウモリは有能です。洞窟へ逃げ込んだのは、ライオンたちの無能さを悟った行動なのかもしれません。その証拠に、コウモリは命を取られず1,000種類近くまで種族を増やしました。その数は哺乳類の4分の1を占め、ネズミに次いで大きなグループになっています。



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