イタリア

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英語が使えそうで使えない国ナンバーワン。西ヨーロッパを代表する国の1つで、国旗の色は緑、白、赤のトリコローレである。左に90度傾けるとハンガリー、中央にヘビとワシのマークがあるとメキシコの国旗になる。あと、「イタリア」か「イタリヤ」かでたまに迷う。

イタリアで思い浮かべるものと言ったらもう食べ物しかない。空からマカロニが降ってくるし、マンホールはピザ、蛇口をひねればナポリタンである。筆がのって危うく「パエリアが美味しい」みたいなことを書くところだった。他国と間違えやすい国ナンバーワン。

音楽的にとても重要な国で、たとえば、「ドレミファソラシド」はイタリア語だ。他にも「アンダンテ」「コーダ」「フォルテ」など、多くのイタリア語が音楽用語に使われている。グレゴリオ聖歌やルネサンスといった西洋音楽の起源はイタリアから始まったものだ。「クラシック音楽の始祖」と言っても過言ではないだろう。

櫻井が通っていたアイルランドの語学学校では、ブラジル人、スペイン人に次いで、メキシコ人、イタリア人の留学生が多かった。ブラジル人とメキシコ人は見た目で違いが分かるけれど、スペイン人とイタリア人はほとんど見分けがつかない。スペイン人の発音は少しウェットで、イタリア人の発音はクリアなイメージがあるけれど、個人差があるため明確な基準にはならない。たぶん、向こうも日本人と韓国人に対して同じようなことを思っているだろう。

1度だけイタリアへ旅行しに行ったことがあるけれど、本当に、まるっきり英語が通じなかった。「Thank you」すら通じたかどうか怪しい(櫻井の発音のせいかもしれない)。1人でバスを乗り継いでサンペレグリノの山奥まで行ったのだけれど、標識も読めないのによくもまあ無事に到着できたものである。

その旅行中に喫茶店でカプチーノを飲みに行った。「ハウ・マッチ」と値段を訊ねると、「ウーノほにゃららかんたら」と返された。「ウーノ」がイタリア語で1という意味だったのは覚えていたけれど、続きがどうやっても聞き取れない。あたふたしている櫻井を見かねて、カウンターに座っていた男性が「ワン・フィフティ(1.50ユーロ)」と教えてくれたが、2ユーロ払ってお釣りは70セントだった。イタリア旅行最大の思い出である。

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