イケメン

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主に「容姿が優れている様」という意味で用いるが、「性格イケメン」のように、内面について言及する場合に用いることもある。櫻井は、「イケているMEN」の略だと思っていて、「どうして単数形(MAN) じゃないのだろう」と疑問だったのだけれど、よくよく考えてみた結果、「MEN」ではなく「面」なのでは、と気がついた。つまり、女性に対しても使える表現のはずなのだけれど、なぜか男性に限定されることが多い。やはり「メン」という語感が男性を連想させてしまうのではないだろうか。

イケている、とは「活けている」という言葉から発したもので、「ただ生きているだけではなく、美しくある状態」というニュアンスが含まれる。華道などの「花を活ける行為」と同じで、一応それなりにセオリーらしきものはあるが、個人差が大きく、明確な定義付けができない。詰まるところ、「イケメンは芸術」とも言える。優れたものはお金になるが、総じて無駄なものであり、人の手によって創作されるなどの共通点が挙げられる。故に、自然界にイケメンは存在しない。イケメンになるのも、イケメンだと思うのも、人間にしかできない。

では、どうすればイケメンは作れるか。確実かつ一番手っ取り早いのは「自分はイケメンである、と自己評価する」である。人類すべてに「キモい」と言われようと、自分ひとりでも「俺はイケメン」と思うなら、イケメンは成立する。他人からの評価を得たいなら、まずは「他人」という漠然とした対象を、より具体的なものへ目標設定しよう。あとは対象がイケメンだと感じるポイントを調査し、適用すれば良い。

ちなみに櫻井は高校時代、3人のイケメンたちと一緒に4人組のバンドを組んでいた。彼らがイケメンである、という評価は櫻井個人によるものだけではない。関わった人ほぼ全てが「イケメンだ」という評価をしているくらいだから、全国的に見ても人並み以上のイケメンたちなのでは、と思っている。一方、櫻井に対して「イケメンだ」と評価する人はほとんどいなかった。これは謙遜ではなく、客観的な事実である。「ドラマーだから(ステージ奥に位置しているため)目立たなくて良かったじゃん」と言われたこともある。今なら「素直に格好良いって言っていいんだぜ」くらいのジョークは飛ばせるけれど、思春期真っ盛りの当時はそれなりに他人の評価が気になったものだ。若気の至りである。

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