雨の日

農業の味方です。しかし、配達業にとっては最悪の災厄です。接客業のアルバイトにとっては恵みですが、経営者にとってはです。ドラマなどの撮影中に雨が降ると、一時中断しなければならないため、役者業や放送業にとっても天敵と言えます。ミュージシャン業は接客業の一種なので、集客が滞る雨の日は障害となります。このように、雨の日は大半の人から忌み嫌われます。喜ぶのは上に挙げた通り、農家とアルバイトくらいではないでしょうか。ただ、農家やアルバイトの種類によっては喜ばれませんし、「農業のアルバイト」だと間違いなく敬遠されるでしょう。

そんな嫌われ者の雨の日を回避するためには、どうすれば良いでしょう。「天気予報を見る」と言う人がいるかもしれませんが、天気予報を見たところで雨が降ることに変わりはないので、準備、予防にはなっても回避にはなりません。「特殊能力で天気を操る」は非現実的ですし、仮にできたとしても双子の兄が時間を加速させる恐れがあります。「ひみつ道具で天気を操る」も同様で、あと一世紀待たなければなりません。つまり、現時点で「雨が降る」をコントロールすることは不可能なのです。よって、雨を回避にするためには自分を変えるしかありません。雨を厭う職業から雨を慕う職業へと転職すれば良いのです。さあ、みんな農家になろう!

雨の日の思い出といえば、高校時代の僕はいつもバッグの中に折りたたみ傘を入れていて、雨が降りそうな日は手持ちでもう1本持って行っていました。これは、当時片思いしていた子がいて、その子が傘を忘れた時に「ほら、風邪引くぞ? 持っていけよ」という格好つけを狙っていたためです。「あわよくば相合傘も」と思っていましたが、1度もそんなシチュエーションにはなりませんでしたし、もちろん恋仲に発展することもありませんでした。やはり、雨の日はろくなものではありません



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