おはようございます

日本のあいさつ「おはよう」に、丁寧語の「ございます」を付け加えた言葉。漢字で「お早う」と書くことからわかるように、一般的には朝方に使われるあいさつですが、昼や夜であっても仕事中の職場内では普通に用いられます。「早い時間帯からお疲れさまです」という尊敬のニュアンスを含んでいますし、「こんにちは」や「こんばんは」では「ございます」という丁寧語が使えないためでしょうか。「一般的には朝方に使われる」と書きましたが、「何時から何時までが朝方」という明確な定義はありません。僕個人は、新聞の朝刊が配られる早朝3時からコンビニの「朝勤」が終わる9時までの6時間を朝方と定義しています。

すでに出勤している人が、後に出勤してきた人に対し、「おはようございます」の代わりに「お疲れさまです」とあいさつすることがあります。どちらも「相手をねぎらう」という点は共通しているのですが、どう考えても疲れているのは先に出勤している方ですし、とらえ方によっては皮肉にもなってしまうので注意が必要です。



★オススメ ライブ




話はそれますが、店員が顧客に対して「お疲れさまです」と言うことにも僕は違和感を覚えます。たとえば、美容院でシャンプーをしてもらった後に、美容師から「お疲れさまです」と言われるのですが、洗われている側は寝そべってじっとしているだけですので、髪を洗っている方がはるかにお疲れさまです。こちらは何と返せば良いのでしょうか。手際の良さを評価して「おはようございます」と言うべきでしょうか。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


上部へスクロール