電子書籍

本の媒体の一種で、紙ではなく電子データ化された書籍のことです。以前は「片面印刷で裏のページがないことに違和感を覚える」という理由で敬遠していたのですが、今年に入って頻繁に読むようになりました。理由は、江戸川乱歩の著作がパブリック・ドメイン(著作権フリー)になったからです。「青空文庫」というパブリック・ドメインの小説を集めたアプリを活用しているのですが、乱歩の他にも多数の名著を扱っていることを知り、「将来は電子図書館なるものを利用し、部屋から1歩も出ない生活を送る」という夢が近づいていることに深く感銘を受けています。

繰り返し電子書籍を読んでいるうちに、電子書籍ならではの利点をいくつか見つけることができました。1つは「暗い場所でも読める」です。紙媒体は光源がないと文字が読めませんが、電子書籍は媒体そのものが光源であるため、わざわざ明かりを照らさなくても片手で読むことができます。バス停やバス車内は暗いことが多いため、日常的にバスを使う方にオススメです。ただし、暗いということはそれだけ危険もあるので、周りには十分注意しましょう。

もう1つは、「右手だけでページをめくることができる」です。基本的に日本語の小説は縦書きで右から左へ書かれています。そのため、次のページへ進むためには左側のページをめくらなければなりません。実際に試してみればわかりますが、紙媒体では左手でないと片手でページをめくることが難しいのです。電子書籍では画面を左から右へフリック、または画面左側をタッチするだけでページがめくれるので、右手だけでもページがめくれるのです。横書きの場合は下へスクロールするだけなので、連続して読書することが可能です。



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他にも「比較的軽量」「比較的小型」「文字のサイズを選べる」「自動でしおりを挟んでくれる」などのメリットがあります。冒頭に挙げたような違和感もありますが、使っている内に慣れていきました。強いて挙げるなら「『線を引く』などの直接的動作が反映されない」という点が難点ですが、解決されるのは時間の問題でしょう。

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