練習時間の確保

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練習は、すれば良いというものではない。しかし、楽器に触れない限り上達はありえないため、定期的に楽器を弾く機会、時間、習慣などは、あるに越したことはないだろう。1日5分の練習は、月に換算すると2時間半の練習になるが、一度に2時間半練習するよりも集中しやすく、伸びる傾向にあり、価値があると言える。

○起床、就寝時間の変更

1日5分なら、確保するのは容易い。早起き、あるいは夜更かしすればいい。30分くらいなら学生でも社会人でもすぐに実行できるだろう。櫻井も、社会人をしながらバンド活動をしていた時はこの方法で練習時間を確保していて、仕事の日は朝2時、休みの日も朝5時には起きていた。高校を卒業したばかりの10代、20代前半だったからできた荒業だけれど、30を過ぎた今でも、時間が欲しい時はこの方式を採っている。

○交友関係の変更

ドラムの場合、自宅にドラム・セットがある環境は稀なので、練習法にも限界がある(参考『自宅でできるドラム練習法』)。ドラムを練習するには、レンタルスタジオなどを使って実際にドラムを叩く必要があるのだ(参考『電子ドラム』)。これを習慣化させるには時間の確保だけでなく、金銭の確保も重要になってくる。社会人ならまだしも、学生にとっては難題だ。アルバイトをするにも限界がある(そもそもアルバイトをする時間が惜しい)。収入が増えない以上、支出を減らすしかない。学生の支出の多くは、友人との交友だろう。お金のかからない友人を作るか、一緒にスタジオに入る友人を探してみてはいかがか。

○仕事の変更

櫻井は社会人のころ、週に3回、仕事終わりに職場の近くのスタジオに入って練習していた。ところが、音楽講師を目指すようになってからは「今のペースじゃ間に合わない」と思うようになり、結果、電器屋の店員から新聞配達員へ職を変えた。朝に練習して昼は働くスタイルから、朝は働いて昼に練習するスタイルに逆転させたのである。櫻井の例はかなり極端だけれど、今より残業が少ない仕事や休みが多い仕事に転職するのは可能なはずだ。もっとも、天秤にかけるものが大きいので、熟考に熟考を重ねる必要はある。

櫻井の今の職場は音楽スタジオなので、レッスンとレッスンの合間に空き時間ができた時に楽器を弾いている。備品としてギターもドラムも置いてあるし、スタジオだから大きな音を出しても迷惑にならない。天国みたいな環境である。

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