姫路城

himeji

兵庫県南部にある城です。聞くところによると、豊臣秀吉の時代に建てられたものなんだとか。僕は、豊臣秀吉が具体的に何をした人で、いつの時代の人なのか知りません。もらったパンフレットの情報では、1346年に建設されそうです。7世紀近く昔の建築物にも関わらず、保存状態が良いため、国宝世界文化遺産に登録されているそうです。

つい最近、何十年ぶりかに補修工事が行なわれた結果、上の写真のような真っ白な城になりました。もともと、鳥の白鷺(しらさぎ)になぞらえて、「白鷺城」という通称があるほど、白い城だったそうです。姫路出身の友人に、「どうして白いの?」と訊いたら、「漆喰(しっくい)の色が白いから」という返事を頂きました。どうも、屋根の瓦を固定する接着剤のようなものを、そう呼ぶようです。僕が知りたかったのは、どうやって白くしたのか、ではなく、どうして白なんて目立つ色にしたのか、つまり、建設者の意図だったのですが、適当な返事は頂けませんでした。

昨年、NHKドラマの舞台になったそうで、日本人だけでなく、海外からの観光客も多くいらしてました。「NHKドラマって、戦時中の仲間由紀恵の話じゃなかったっけ?」と訊くと、「そっちじゃなくて、大河ドラマの方だ」と言われました。どうやら、NHKは、ドラマを複数作っているようです。誰が主人公か、名前を訊きましたが、知らない人物だったため、忘れてしまいました。池田なんとか、みたいな名前だった気がします。意外と地味な人物にもスポットを当てるのだな、と思いました。僕が知らないだけで、日本史上では、とんでもなく有名な人なのかもしれません。



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一番高い塔、天守閣は、工事が終わっていなかったため入れませんでした。かわりに、「何とかという姫が住んでいたとされる建物内部を見学しました。一番の感想は、「寒い」です。たぶん、日本史が好きな人にとっては、パラダイスみたいなところなのでしょう。あと、「段差が多い」とも思いました。「なんてアンチ・バリアフリーなのだ」と言ったところ、「それを言うならバリアフルだよ」と指摘を受けました。さらに、「どうして段差が多いの?」と訊いたら、「敵を罠にかけるため」という、いい加減な返事を頂きました。城内に侵入された時点でアウトでしょう。

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