パン

麺、米と並ぶ、三大主食炭水化物のひとつで、日本語にしづらい言葉ナンバーワンです。「パン」というのはポルトガル語で、英語では「ブレッド(Bread) 」と言います。英語で「パンが食べたい(I’d like to eat a pan)」と言うと、鋼鉄の胃袋の持ち主と思われるので、注意しましょう。日本では、各家庭によって「パン派」「ごはん派」で熾烈な争いが繰り広げられています(主に朝方)。たいてい、ごはん派の家の子どもはパンが食べたいと言いますし、パン派の家の子どもはごはんが食べたいと言います。櫻井家は、パン派でした。ところが僕は、「シリアルかラーメンが食べたい」と言って、親を困らせていました。

社会人をやっていたころ、昼食が食パンだけだったことがあります。普通は、ジャムなどを塗るのでしょうが、ジャムを買うお金がもったいなかったため、文字通り食パンだけを食べていました。食堂に置いてある漬物(無料)しょう油(無料)も試しましたが、最終的にレンジでチン(無料)するのが一番美味しい、という結論に至りました。

「食パンは意外とコストがかかる」ということに気がついてから食べなくなりましたが、手軽に素早く食事を摂取できるので、留学してからは、昼食はずっと食パンを食べています。さすがに今は何か塗ったり、スープと一緒に食べています。

あんぱん、メロンパン、ジャムパンなどは、「菓子パン」に分類されます。小学校の給食で、「なんで甘いものと一緒におかず食べなあかんねん」という理由で嫌いだったレーズンパンも、「手がベタつくねん」という理由で嫌いだったあげパンも、食べていくうちにどんどん味が薄くなるチョココロネも、食べると必ずお腹が痛くなるクリームパンも、すべて菓子パンの一種です。決して恨みがあるわけではありません。高校生のころは、某つぶあんマーガリンのパンや、某北国チーズ蒸しケーキをよく食べていました。



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カレーパン、ホットドッグなどは、「惣菜パン」または「調理パン」に分類されます。「なんで炭水化物と一緒にパン食べなあかんねん」という理由で嫌われる焼きそばパンや、コロッケパンが惣菜パンの一種です。各種サンドイッチも、惣菜パンと言えるでしょう。いずれも、菓子パンに比べると若干高価であるため、貧乏学生(某ドラマーT)は滅多に口にすることがありません。

最近は、「パンが作れる炊飯器」があるそうです。家でパンが作れるようになったので、今後の新婚生活は、「ごはんにする? パンにする? それとも、わ・が・し? (はあと)」といった、「どのみち食うのかよ!」という流れがスタンダードになるかもしれません。

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