ドラム講師業に役立つ7つ道具【スマホアプリ編】

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◯その1 メトロノーム

正確なテンポを出すマシンで、『チェンジ・アップ』や『メトロノーム・トレーニング』など、音源を使用しない基礎練習で用いている。

櫻井が使っているのはFrozen Ape社の「Tempo」というiPhoneアプリで、iPhoneを購入してから約10年間ずっと使い続けている。あらゆる拍子に対応しており、クリック音の種類も豊富だ。多機能な割に操作がシンプルで扱いのも見過ごせない。

レッスンではクリック音が太めの「カウベル」か、高域の出る「クラベス」を使っている。また、『3拍子のドラム・パターン』のような変拍子の動画を撮る際は拍子がわかりやすいように「ボイスカウント」を使っている。

ライブで複数の曲を演奏する時は「プレイリスト」が便利だ。あらかじめ曲順とテンポを設定できるので、セット・リストが無くても安心である。

個人的に気に入っているのは「テーマ」というデザインを変更する機能で、デフォルトで入っている4つのカラーの他に自分でカスタマイズしたカラーを使えるのだ。櫻井は電池消費を抑えるため背景をブラックにし、アイコン部分はファースト・カラーのグリーンにしている。


色は細かく設定することが可能。

◯その2 速度変化アプリ

音楽ファイルの速度やピッチを変更して再生する機械で、櫻井が使っているのは「mimi copy」というiPhoneアプリ。iPhoneのミュージックライブラリやiTunesのファイル・シェアリングから音声ファイルをインポートするので、非常に手軽である。

櫻井のレッスンは生徒様からの希望がない限り、楽曲に合わせて演奏することを基本にしている。着実にテクニックを身につけていただくためには「ゆっくりから始める」が重要だ。そのため、音源をスロー再生できるマシンが必要なのだけれど、無料の製品だと音質が著しく劣化したり、ピッチが変化してしまったりという難点があった。

その点このアプリは、速度を変化させても音質が劣化しないうえに、ピッチも変えずに自然なまま再生できる。動作もスムーズで、再生しながら途切れなく速度を変えられる。

また、レッスンで使う楽曲をコピーする際にもこのアプリは有用だ。秒数指定の早戻しボタンを3つプリセットできるので、聞き逃したフレーズまで瞬時に移動できる。櫻井はアップ・テンポ向けに「4秒」、バラード向けに「8秒」と、大きく早戻りする時向けに「20秒」の3つをプリセットしている。


写真中央下が早戻しボタン。区間リピート機能もついている。

次回に続く。

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