ドラムを始めたばかりの初心者がやるべきこと

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某知恵袋で「ドラムを始めたいのですが、最初に何をすべきかわかりません。どうすればいいでしょうか?」という、質問なのか愚痴なのかよくわからない投稿をいくつか目にした。いずれもベストアンサーは「まずは8ビート、16ビートといったリズム・パターンを覚えること」「初心者向けの教則本を読むこと」という回答が選ばれており、それ以外の回答も似たり寄ったりの内容である。質問者も質問者だが、回答者も回答者で、ずいぶんとまあ適当なことを書いたものだ。

ドラムを始めたばかりの初心者が最初にやるべきことは、目的を持つことである。好きなアーティストの楽曲が叩きたいとか、友人とバンドを組みたいとか、お金を稼ぎたいでも何でも良い。どうしてドラムに興味を持ったのか、そのきっかけを具体的な行動目標にすることが重要だ。「ジャズ・ドラムが叩きたい」なら、いつまでに、どこで、誰と、どんなジャズ音楽を演奏したいかによって今やるべき行動が決まる。知恵袋を鵜呑みにして8ビートを演奏するのは時間の無駄である

もちろん、「いつ、どこで、誰と、何を、どうして」などと、すべての理由について考える必要はない。ただ、目的は具体的であればあるほど行動が制限されるため、何をすべきか一目瞭然となり、動きやすくなる。「特に理由はない」「ただ何となく」という人もいるだろう。目的がないのが目的という状態だ。この場合、目的がないから何をするにも自由である。ゆえに、誰かに教えを乞う必要もない。好きにやっていればよろしい。

想像するに冒頭の質問者は、「知恵袋で教わったことを実行している自分に満足したい」という目的を持っていたのではないか。回答者の適当な回答にも満足していたわけだし、それが幸せなら微笑ましい限りである。櫻井の場合、他人の言いなりになることが幸せだとは到底思えないけれど。

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