チェンジ・アップ【基礎編】

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ドラム演奏の基礎練習の1つで、叩く音符を変化させていくトレーニングのこと。スティック・コントロールの練習にもなるけれど、主たる目的は「音符の理解」である。そのため、「足でカウントを取りながら叩くこと」と「ゆったりとした速度(BPM80以下)で行なうこと」がポイントになってくる。

◯チェンジ・アップ1

2小節ごとに音符を4分音符、8分音符、16分音符へと変化させ、16分音符までいったら8分音符、4分音符の順に戻している。叩く数を増やしていくことを「上向」、戻していくことを「下向」という。以後、すべてのチェンジ・アップが上向と下向、合わせて1セットとなっている。

◯チェンジ・アップ2

チェンジ・アップ1に3連符が加わえたもの。3連符は両手交互に叩くと、2、4拍目で手順が逆転する。似たような音符があるので、混同しないように注意。

◯チェンジ・アップ3

チェンジ・アップ2に2拍3連、6連符を加えたもの。2拍3連は1、3拍目で手順が変わるうえに、タイミングが取りにくい。「3連符の右手の動き」と考えると理解しやすい。これも似たような音符があるので注意。

◯チェンジ・アップ4

チェンジ・アップ3に5連符、7連符、32連符を加えたもの。5連符や7連符はリードする方の手(奇数拍は右手、偶数拍は左手)を意識すると数えやすい。

◯チェンジ・アップ5

チェンジ・アップ4に2拍5連、2拍7連を加えたもの。2拍3連同様、理論的には「5連符(7連符)の右手の動き」だが、「1拍目と3拍目だけキックを踏み、大きな5連符(7連符)を作った後で2拍目、4拍目のキックを入れる」と考えた方が感覚をつかみやすい。

以上。チェンジ・アップの優れたる点は、ドラム・セットやスティックがなくても実践できること、また、ドラム以外の楽器にも適用できることである。

今回のPDFはこちら。次回はもう一歩踏み込んだ【応用編】について。

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