カウントの出し方【後編】

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前回(『カウントの出し方【前編】』)の続き。

◯ダブル・カウント

1小節使うシングル・カウントに対し、こちらは2小節使って合図を出す方法。テンポの速い曲やアウフタクト(弱起)の曲、拍数の少ない曲など、シングル・カウントでは入りにくい場合に用いる。

4拍子の場合はシングル・カウントとの混同を避けるため、1小節目はハーフ・カウントにして(1、3拍だけ)数えるのが普通である。その際、ハーフ・カウントは「ワン、スリー」ではなく「ワン、トゥー」と数える。


さらに、4小節使って合図を出す「4バー・カウント」がある。あまり一般的でないカウント方法だけれど、極端に速い曲の時に使うことがある。この場合、1、2小節目は全音符で数え、3、4小節目でダブル・カウントする。


◯スウィング・カウント

ジャズの楽曲で用いられるカウント方法で、2、4拍目(3拍子の際は2、3拍目)を叩きながら声でダブル・カウントする。


ジャズのセッションで必ずと用いるカウント方法で、できないとジャズ・ミュージシャンに馬鹿にされるので注意しよう。ただし、バラードやラテン・ジャズはこの限りではない。自信がなければ別の人にイントロを出してもらうようにしよう。

◯クラーベ

キューバ音楽の根底となるリズムのこと(参考『クラーベ』)。基本的に3-2で数えるため、2-3の楽曲は2回目の3サイドから入る。また、数字を読み上げるのではなく、クラーベのリズムに合わせて声を出すのも特徴である。


◯アイコンタクト

ちょっと飛び道具的だけれど、音を出さずに身体の動きだけで合図を出す方法。首を縦に振ったり、数字を口パクしたりすることでテンポを共有する。曲に入る直前は、大きな動きをしてわかりやすくするのがポイントである。

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