2010年代前期

上半期が終わりました。来年2015年は、「2010年代」の折り返し地点になる年なので、2014年の残り半年は2010年代前期の締めくくりということになります。この5年間、どうでしたか? この半年にしても、消費税が上がったりいいともが終わったりしました。東京が56年ぶりにオリンピック開催国に決定した2013年、マヤ文明によって人類が滅亡ドラえもんが誕生した2012年、東日本大震災福島原発事故の2011年、某国の不審船が海保の船に衝突した映像がYouTubeに流出し、スタンドアローン・コンプレックスが現実になった事件が2010年です。「大丈夫だ、問題ない」も2010年。

僕個人はどうかというと、2010~11年がとてもとても波乱万丈でした。関西へ引っ越して、新聞を配りながら専門学校へ通い始めた時期です。このころをピークに、気分は緩やかに下降していってます。人生のどん底、とはいかないまでも、5本指に入るくらい災厄の年だったと思います。ただ、そんな苦難の中でも、感謝しきれないほど喜ばしい出来事があって、1つは、夢だった海外留学が奨学金付きで決まったことです。トラウマになるようなこともあった分、ターニングポイントになるようなこともあり、総合的に見れば2歩下がって3歩進んだ時期でした。

2012~2013年からは、アイルランド生活がスタートしました。考えてみれば高校の頃からずっと仕事をしていたので、学業のみに集中できる環境は、中学生以来でした。全力で勉強できたこの2年間は、大きな財産になったと思います。今後失敗したとしても、もうこれ以上やりようがないので後悔しないでしょう。ただ、留学生にありがちな「海外の人ってスゲー!」という感覚はなく、むしろ時間が経てば経つほど、「日本人と一緒やなあ」と思うところが多くありました。日本人も海外の人も結局は同じ人間、というわけです。



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そして2014年。長年の夢だった、音楽講師業にチャレンジする時がやってきました。音楽講師は、「ミュージシャンが仕方なくやる職業」と一部では言われ、「講師を目標にしてるなんて馬鹿みたいだ」と言われたこともあります。『ARIA』で例えると、プリマを目指さずトラゲット専門で働くようなものです。でも、そんな音楽講師ですら僕はなれないだろうなあ、と思ってました。ARIAで言えば、シングルになれず、ずっとペアのままだと。

自分にとって手の届かなかった夢が、今確実に射程内に入っています。留学の夢が達成できたように、この夢もきっと達成できると、僕は信じてます。

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