夏の音楽と夏のドラム

今日は立夏(りっか)ということで、暦の上では夏が始まります。立春(2月4日ごろ)が「いやいや、まだ寒いよ」と突っ込まれるのに対し、5月5日ごろが夏の始まりと言われても違和感がありません。過去の大阪の天気を見てみると、5月5日の平均最高気温は25度前後、つまり夏日です。「古の気候に近づいているのか」と思いきや、立秋(8月7日)の平均最高気温は35度の猛暑日でした。近い将来、40度を超えたら「真猛暑日」みたいな、新しい気象用語が生まれるのではないでしょうか。

このブログを書いている現在はまだ2月なので、比較的寒い日々が続いています(暦の上では春ですけれど)。1日の最低気温が0度の場合は「冬日」、最高気温が0度の場合は「真冬日」と言いますが、今年の大阪は真冬日に迫る寒い日もあり、例年にも増して冷えこんだ冬だったように思えます。そんな中、作曲の仕事で「明るくて熱いホットな感じで」と依頼が来た時は「書けるかあい!」となりました(書きましたけれど)。

キューバやブラジルなどの「ラテン音楽」は、その国の暑い気候を連想させるため、「夏の音楽」と称されます。ベースラインとドラムパターンをサンバやルンバのリズムにするだけで、既存の曲を夏っぽくアレンジできます(参考『夜に駆ける(YOASOBI)をキューバ風にアレンジして叩いてみた』※外部リンク)。



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日本ではTUBEや山下達郎のように、夏にまつわるヒット曲をリリースした特定のアーティストがいます。海外だと「サーフ・ロック」に代表されるザ・ベンチャーズやザ・ビーチボーイズでしょうか。いずれも歌詞の内容が夏っぽさを表現しているのですが、どうやら一般的に「夏=明るい」というイメージがあるようで、明るい曲調も夏らしさを生むポイントとなっているようです。つまり、彼らのような楽曲を作れば「夏の音楽」を作曲できるできるわけです。ぜひ『サーフィン九. 十. 九. 』や『こんにちは夏の日』のような楽曲を作ってみてください。

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