ロックンロールに触れたよ

ジャズの現場で演奏することが多く、「ジャズ・ドラマー」と紹介されたり、自分から言ったりすることが多いのですが、ドラマーとしてのキャリアはロック音楽からスタートしています。本当はジャズが演奏したくてドラムを始めたのですが、当時師事していた方がジャズをしない人で、ずっと70年代のハードロックばかりコピーしていました(参考『櫻井ティモと7人のドラム講師』)。

こういった経験があるせいか、僕の中では「ロックのドラム=ボンゾ(レッド・ツェッペリンのドラマー)」という印象が強く、それは今でも揺らいでいません。ロックの入り口としては最高のドラマーを教えてもらったと思います。

ただ、当時は「やらされていた感」が強く、本当の意味でロックに感化されたのはもっと別の機会だったと思います。たぶん、「初めてギターで歪ませたパワーコードを弾いた時」でしょう。もちろん、それ以前から歪んだギターは聞いたことがありましたが、自分自身が弾き手となって体感した時、ロックに触れるくらい近づいたような感覚を覚えました。



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「たぶん」と付けているのは、ギターを弾いた感覚は残っているのですが、それがいつ、どんなシチュエーションだったか覚えていないからです。歪みの存在を知ったのが高校になってからなので、おそらくそれくらいの時期だとは思うのですが……。

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