笑顔

顔の表情の1つで、目尻を下げ、頬や口元を上げることで笑いや喜びといった感情を表現したものです。泣き顔や怒り顔に比べると他者から好感を持たれやすい感情表現ですが、時と場合によっては不謹慎とされることもあります。ひとくちに笑顔と言っても、腹を抱えて笑う「破顔大笑」から、わずかに笑う「微笑」と様々な種類があるので、程度を上手く調節すればほぼ全てのシチュエーションに使えます。笑顔が絶対に使えないシチュエーションというのは、にらめっこの時くらいではないでしょうか。

レストランのウェイター、コンビニのレジ打ち、外回りするサラリーマンなどの接客業において、笑顔は重要です。某有名ファーストフード店が「スマイル0円」をうたっているように、笑顔そのものに商品価値があるわけではありません。笑顔を見せて顧客の好感を得ると信用が生まれやすく、利益に繋がるのです。また、ミュージシャンや音楽講師、芸能人なども接客業の一種と言えます。商売とは「こちらが提供する商品を購入する人間」がいなければ成り立たないわけで、広義に解釈すれと、商売はすべからく接客業なのです。

僕は笑顔を作るのが苦手した。面白くないものは面白くない、という思いがすぐ態度に出るのです。働いて生きていくためには笑顔が必要だという理解はあっても、それが実現できるほど器用でなかったのです。「自分に正直」と言えば聞こえはいいのですが、それがまかり通るほど世間は甘くありません。高校を卒業して社会人になった時はどうすることもできなくて、苦しい思いをした覚えがあります。



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そんな僕も試行錯誤を繰り返した結果、自然と笑顔になれる方法を見つけられました。それは「自分が面白いと思うやり方を選ぶ」というものです。接客業には「顧客のニーズに応える」という原則はありますが、どうやって応えるか、手法は売り手に委ねられています。つまり、ニーズに応えてさえいれば何をしても自由なのです。このポイントに気が付いて、僕は自分が楽しめる方法で接客するようになりました。結果も出せましたし、何より仕事が楽になっています。

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