海パン

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高校生の頃はスーツで登校していた、という話をこないだブログで書いた。その続き、というわけでもないけれど、専門学校生の頃、夏場はいつも海パンで登校していた。一応断っておくと、上はちゃんとTシャツを着ている。半ズボン感覚で履いていたので、自分では全く違和感を感じていなかったのだけれど、客観的に見ると、相当に変だったらしい。初めのうちは「それ、海パン?」と、1日に1回は必ず突っ込まれていた。肯定すると、「うそ、じゃ中に何も履いてないの?」と疑ってくるので、「確認する?」と返すと、ドン引きされる。下品なジョークなので決して真似しないように。

スーツ同様、海パンを履いていたのにも理由がある。専門学校へ通っていた当時、櫻井は朝と夕、新聞配達をしていて、気温が高い夏は汗をかくので、一日に何度も着替えなければならない。更に、梅雨のように雨が多い時期だと、下着だけでなくズボンも着替えなければならなくなる。櫻井はそこまで服を持っている方ではないし、洗濯物を増やしたくなかったので、なんとか負担を減らせないか、と考えた末に浮かんだ苦肉の策が「海パンで新聞配達」だったのだ。

スーツで登校するくらいの面倒臭がりなので、当然、専門学校へも配達時の格好のまま登校した。それどころか、しょっちゅう三ノ宮まで出かけていた。これは、基本的に移動がバイクだったからだろう。一目で新聞配達員とわかる格好なので、印象付けにはうってつけだったけれど、モラルの面で問題があるというか、やはりこれも下品な行ないなので、あまり褒められたものではない。

ちなみに、専門学校最後の学内ライブにて、新聞配達をしている生徒だけで結成したアンサンブルで演奏した際、「衣装は配達時の格好で」と決まったので、櫻井は海パン姿で演奏した。その姿を写した写真が後日、卒業祝いとして贈られてきた。実は同じ学内ライブの、別のアンサンブルで演奏している姿が、その専門学校の広告写真に使われている。つまり、それなりにまともな写真がちゃんとあるのに、あえて海パン姿をチョイスしたわけだ。最後の最後までネタになる学生生活であった。次回は是非、海パン姿を広告写真に採用して頂きたい。

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