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同じ親で自分よりも後に生まれた女性のこと、また、自分の実弟の配偶者を指す。前者は双子である場合を除き、必ず年下になる。前回のブログ「姉」で、「姉は『一姫二太郎』の姫担当である」と書いたが、妹は理論上、姫にはなり得ない。王女くらいかな、と思って調べてみると、王女は王族の娘なのに対し、姫は貴人の娘なので、姫よりも位が上である。よって、妹は偉い。今ここに「一姫二太郎三王女」という慣用句が生まれた。姫と王女に挟まれた太郎は「両手に花」と言ったところか。「前門の虎、後門の狼」かもしれない。両親の関係は王様と王妃、あるいは、高い確率で王配と女王となる。

女性が取り扱うアビリティで、年上の男性に取り入る際に用いる属性の一種でもある。使用すると、「特徴のある高音域を発する声帯へ変化する」「低身長になる」といった身体的変化の他に、「素直になれない」などの内面的変化、「ご飯を作り過ぎてお弁当にしてしまう」といった行動的変化が見られるケースが多い。「お兄ちゃん」「お兄ちゃま」「あにぃ」「お兄様」「おにいたま」「兄上様」「にいさま」「アニキ」「兄くん」「兄君さま」「兄チャマ」「兄や」「あんちゃん」などの敬称や、「名前+兄(にい)」といった愛称を用いる。あどけない表情で微笑んでみせるのだけれど、目的は金、あるいは、金に繋がる利益である。「俺は絶対に騙されないぞ!」と言っている男性ほどあっさり騙されたりする。

兄と妹は遺伝子レベルで似るはずだが、男と女の違いのためか、外見が似ていないことがしばしばある。櫻井と妹は性格が多少似ていても、顔はまったく似ていない。これがフィクションの世界ではもはや別人である。妹が美人の場合、兄がゴリラでバスケが上手かったりする。あと、大抵の兄は妹思いである。慣用句にすると「一太郎二王女」か。「行ったろう二条城」と覚えよう。

姉と妹の関係を「姉妹」と呼ぶ。友好的な繋がりを持った学校や都市のことを「姉妹校」「姉妹都市」と呼ぶが、これは「学校」「都市」という言葉が女性名詞であることに起因する。読みは普通「しまい」だが、ニュースなどでは「きょうだい」と読まれる。兄と妹の関係は「兄妹」だが、「きょうまい」とは読まずに「けいまい」と読む。ちなみに、姉と弟の関係は「姉弟」で、「しだい」ではなく、「してい」である。いずれもニュースなどでは「きょうだい」と読まれる。小説では使えないが、ドラマや映画で使えそうな叙述トリックである。

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