フォーム

ちょうど卒業試験が終わるくらいのころから、無性にギターが弾きたくなり、大学に置いてあるギターを拝借して練習しています。ギターは、僕が初めて手にした楽器であり、演奏していて最も楽しい楽器です。しかし、気持ちとは裏腹に、30分くらい弾いただけで、左手首と首が痛くなってしまいます。腱鞘炎はギタリストにはつきものですが、僕の場合はそれ以前の問題で、フォームがなっていないのだと思います。フォームの良し悪しにもいろいろありますが、今回は「余分な力が入っていない動作」を良いフォーム、「肉体的損傷を負わせる動作」を悪いフォームとします。

天賦の才でもない限り、楽器を習得するには、長い時間をかける必要があります。ですが、フォームが悪いとそれすら適いません。考えてみれば、ドラムも始めた当初は、手に豆ができることが多かったです。バスドラムの奏法を変えて練習し、足首を痛めてしまったこともありました。今はどちらも改善され、最低限の力で演奏できるようになっています。

筋肉痛になって歩くのもやっと、みたいな状態でも普通に叩けるため、ドラムの演奏は歩く以上の筋力を使わないことがわかります。極端な話、少しくらいなら、寝ながらでも叩けます。試した範囲だと、7時間くらいなら休憩なしでも叩けます。良いフォームがそのまま音楽的成功に繋がるとは考えにくいですが、それでも音楽に集中するためには、良いフォームが必要不可欠であるといえます。



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それに、良いフォームで演奏できれば、単純に楽しいです。僕がもし7時間ぶっ続けでギターを弾けるくらいになったら、家にいる間は、ずっとギターを持っていることでしょう。将来は、本とギターで隠居するつもりです。その夢のために、良いフォームを習得できるよう練習に励むのでした。

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