
過去に好きなギタリスト、ベーシストについて触れたことがありますが(参考『我が心の3大ギタリスト』『ドラマーが選ぶ好きなベーシスト』)、今回はピアニストです。
そもそも僕がジャズの世界に足を踏み入れたきっかけがピアノ・トリオなので、ピアニストは特別な存在です。特にビル・エヴァンスやセロニアス・モンクが好きですが、どちらかと言えば「彼らの作る曲が好き」という印象があります。
純粋に演奏で初めて感動したのは、たぶん、バド・パウエルだと思います。もともとモンクが好きなので、モンクの影響を受けたパウエルの曲が好き、という面も少なからずありますが、彼ならではの音色とフレーズに惹かれたのは確かです。好きなベーシストもそうですが、一聴して耳に残るような、特徴的なアーティストを好きになりやすいみたいです。
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あとは、ピアニストというよりキーボーディストですが、ヤン・ハマーもかなり好きです。マハヴィシュヌ・オーケストラやジェフ・ベックとの共演におけるイケイケな演奏も好きですが、ジョン・アバクロンビーの『Timeless』がとてもとても好きで、もし自分のバンドを持つならこういうバンドが良いな、といつも思います。なお、ドラムはジャック・ディジョネットです(参考『ジャック・ディジョネット難過ぎひん?』)。