音楽講師は、レッスンのないオフの日にも譜面作成などの仕事があります（参考『音楽講師の1日』）。そのため、完全に仕事がない日はめったにないのですが、ごくまれに、上手いことタイミングが重なって、ほとんど仕事がない日ができることがあります。だいたい「どうしようもなく首が回らない忙しい時期」の前か後に起こるので、つかの間の休息、砂漠のオアシスといったところでしょうか。
仕事がない日は趣味に没頭できます。「遊びまくるぞ！」と意気揚々と目覚めるのですが、普段から睡眠不足のせいか、昼を過ぎたころから眠くなってしまいます。以前だったら読書にふけるのに、視力も低下していますし（参考『本が読めなくなる病』）、1ページめくる前に眠ってしまうことが多いです。かつては週に6冊のペースで読んでいたのが、今は2ヶ月に1冊読めるかどうか、くらいまで落ち込んでいます。もう「趣味は読書」とは言えないでしょう。
読書に代わって趣味になりつつあるのが、スマートフォンのゲームです。「ゲームなんて時間の無駄だし、建設的でない」ときっぱり断っていた時期もありましたが、余裕が出てきたのでしょう。お金に余裕が出てきたら課金し始めるかもしれません。ただ、時間の無駄ですし、建設的でないことに変わりはないので、再び戒める可能性が幾分高いです。
ギターも趣味で弾いていますが、家で長時間弾くと近所（主に妻への）迷惑になるので、「休日にがっつり」というわけにはいきません。それに、レッスンの空き時間でがっつり弾いていますし、短時間でもほぼ毎日触っているので、現状に満足しているところがあります。強いて不満な点を挙げるなら、いつも触っているのがアコースティックギターなので、エレキギターで音作りがしたいです。できればキャビネットで。
他に趣味らしい趣味と言えば、妻とクイズ番組を見たり、妻に料理を作ったり、妻の買い物に付き合ったりするくらいです。自分1人だけだとテレビも見ませんし、料理も作らないし、買い物にも行かないので「趣味は妻」と言えるでしょう。この話をすると、「良い旦那さんですね」と僕を高く評価する人がいるのですが、他人（この場合、筆者）の趣味に付き合っている妻の方がよっぽど立派でしょう。
