小学校の音楽会の思い出

ずいぶん昔の話なので記憶違いの可能性がありますが、僕が小学生のころ、音楽会は楽器を演奏する「合奏」と、ピアノの伴奏で歌う「合唱」の2部門がありました。理由は忘れましたが、当時のb櫻井は合唱が苦手で、合唱に関する記憶はほとんどありません。ただ、楽器を演奏するのは興味があったみたいで、合奏の思い出は少し残っています。

一番古いものは、ゲーム『ドラゴンクエスト』のテーマ(序曲)を演奏した記憶があります。何年生だったかは覚えていませんが、鍵盤ハーモニカを担当していました。一部分だけど、いまでも音階でメロディが歌えます。ただ、鍵盤ハーモニカとリコーダーは人数が多いため、協調性のない櫻井にとっては退屈な楽器でした。

それで「次はちょっと変わった楽器に挑戦しよう」と思い、翌年は木琴を選びました。演奏したのは魔女の宅急便の「ソードッドッドーシドレー」で始まる曲でした。これがなかなか面白かったのです。音も綺麗で、汚くありません(当時は「口を使う楽器は汚い」と考えていました)し、自分向きだと感じました。ただ、鍵盤ハーモニカと交代でメロディを演奏していたため、出番が少ないのが残念でなりませんでした。もしこの時、木琴の出番がもう少し多ければ、僕はドラマーではなく木琴奏者になっていたかもしれません。



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小学校で最後に合奏した曲は、宇多田ヒカルの『Automatic』だったと思います。僕は「目立つから」という理由だけで小太鼓を選びました。音は大きいし、定員が1人だけだったので叩き放題でした。木琴の経験から「叩く楽器が向いているのでは」という考えもあったかもしれません。

それから音楽にのめり込んでいったわけでは全然なく、僕は音楽にまったく興味を示しませんでした。小学校の高学年というと、ドリームキャストに没頭していた時期です。将来はゲーム・クリエイターか声優になると思っていました。

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