右折ウィンカーを出しつつ左折

Pocket

車の運転が苦手である。仮免許を取ったばかりのころ、「次の信号を右折ね」という指示を無視し、左車線をまたいで突然左折したので、隣に座っていた教官もブレーキが間に合わず、肝を冷やしたらしい。「横断歩道に人がいたらどうするんだ!」と怒鳴られたが、櫻井は(何故か)左折する気まんまんだったので、自慢じゃないが歩行者がいないことはしっかり確認している(しかし、後続車は確認していなかった)。予定のルートを大幅に外れ、結局その日は「何とかして教習所へ帰る」という実習になった。

この話をすると、大抵の人(というか全員)が「お前の運転する車には乗りたくない」と遠慮がちになるのだけれど、飽くまでこれは教習中の話である。仮免試験も本試験も1度も落ちたことはないし、マニュアル車も、8トン未満の中型車も運転できる。立派に無事故無違反のゴールド免許保有者なので、安心して乗って欲しい。ただ、若干のブランクが(5年くらい)あるので、その辺は大目に見て頂きたい。

運転に限らず、昔は車に乗ることも苦手だった。というのも、極度の車酔い持ちだったのである。飛行機や電車はまだ大丈夫なのだけれど、バスやタクシーでは必ず気持ち悪くなる。三半規管が弱いのかと言えばそうでもなく、遊園地の絶叫マシンは積極的に乗っていた。「道路を走る乗り物が苦手なのか」と分析していたけれど、バイクや自転車で酔ったことはないし、症状が一番酷かった乗り物は船だった。今はすっかり改善されたため、原因は闇の中である。

ゲーマーだったけれど、レーシング・ゲームも苦手だった。マリオカートならまだいいけれど、グランツーリスモとかリッジレーサーみたいな本格的なレーシング・ゲームになると完全にお手上げである。「スピードを競うのに、どうしてブレーキがあるのだろう」と子どもながらに思ったものだ。大人になって、減速の必要性を学んだけれど、立ち止まることへの恐怖心や、他人よりも早く成し遂げたいというせっかちさはあまり変化がない。決してスピード狂というわけではないのだ。ただ、人よりちょっと燃費が悪いだけである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA