Ludwigのドラム【ドラムメーカーあれこれ】

有名ドラムメーカーの特徴を僕の所感で紹介いたします。第5回は『Ludwig』(以下、ラディック)、海外メーカー編へ突入です。

ラディックはアメリカのドラムメーカーの老舗で、特に60~70年代のバンド音楽に多大な影響を与えたブランドです。リンゴ・スター(ザ・ビートルズ)、ジョン・ボーナム(レッド・ツェッペリン)、イアン・ペイス(ディープ・パープル)、アレックス・ヴァン・ヘイレン(ヴァン・ヘイレン)など、名だたるドラマー達が使用していることでも有名です。

○音の特徴

ラディックはアメリカのメーカーということもあって、これまで紹介してきた日本のメーカーとはサウンドの傾向ががらりと変わります。シェルの成型や1つ1つのパーツをきっちり作り上げる日本のメーカーと違い、ラディックはいい意味でルーズな作りになっており、非常にオープンな音(拡がりのある音)を持っています。音の収束が速く、太く明るい音色で、個性的なのに扱いやすいのが特徴です。

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○現代でも愛される「あの音」

ラディック最大の魅力はこの「個性的」という点です。「奇抜」という意味ではなく、一聴してラディックとわかる音色が広く認知されており、愛されています。その理由は、冒頭に挙げた名だたるドラマー達が後世にまで大きな影響を与えており、サウンド面においても模倣されてきたことが挙げられます。まさに「憧れのドラム」と呼ぶにふさわしい、理想的なドラムメーカーと言えるでしょう。

〇世界一使われているスネア

このような歴史的背景もあり、ラディックはビンテージ・ドラムの人気がとりわけ高く、ロックやポップスのバンドのレコーディングでよく用いられています。特に「ラディアロイ」と呼ばれる独自の金属(アルミにクローム処理を施した素材)を使ったLM400、LM402は「世界で最もレコーディングで使用されたスネア」と呼ばれ、現代でも使われているモデルです。

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