アナログ時計とデジタル時計

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長針と短針の円周運動によって時刻を表したものを「アナログ時計」、電子的に並べられた数字表記によって時刻を表したものを「デジタル時計」と呼ぶ。アナログ時計は針、文字盤、数字など、デザインに余地があるため、ファッション性が高くバリエーションもある。一方デジタル時計は、数字のフォントくらいしかデザインに余地がない。そのフォントも、腕時計や掛け時計は十中八九「7セグメント・ディスプレイ」が用いられているし、スマホやパソコンで用いられているのも平均的なフォントである。バリエーションが少ないためか、良く言えば価格が安定しており、悪く言えば安物というイメージを持たれることがしばしばある。

櫻井が持っている時計は、貰い物の腕時計を除いて全てデジタル時計である。家に置いてある掛け時計兼目覚まし時計は、分単位でアラームを設定できるし、秒単位で正確な時間を把握することができる。レッスンで使っているのはストップウォッチ機能があるので、秒単位で時間を管理することができる。デザインよりも、純粋に時計としての機能を求めているのだろう。安物しか買ったことがなく、職場や教室にかかっているアナログ時計がいつもずれていることもあってか、「アナログ時計は壊れやすい」という否定的なイメージがあるのも原因かもしれない。

個人的には「デジタル時計の方が正確に時間を把握できる」と考えているのだけれど、「アナログ時計の方が正確でわかりやすい」と言う友人もいる。針の間隔というか、角度と面積というか、そういった感覚的・映像的情報の方が速く、正確に時刻を把握できると言うのだ。右脳人間なのかもしれない。公共の場で多く目にするのがアナログ時計であることから察するに、友人のようなタイプが一般的なのだろう。ただ、その友人は「時計を5分進めて5分前行動!」という意味不明な宗教を信仰しているので、正常かどうか疑わしいところである。

さて、音楽の世界にもアナログとデジタルが存在する。アコースティック楽器を主体としたクラシック音楽やジャズはアナログ寄りであるし、電子音・電子楽器中心のテクノやヒップ・ホップはデジタル寄りと言えるだろう。これも時計同様、デジタルよりはアナログの方が受け入れられやすい傾向にある。クラシック音楽やジャズの作曲家、アーティストは挙げられるが、テクノやヒップホップのアーティストは誰も知らない、というミュージシャンも珍しくない。ただ、最近の音楽傾向を見ると、デジタル志向もメジャーになってきているな、とは思う。良い悪いかは別として。

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