
バンドを組む時に軸となるのが「どんな音楽をやりたいか」または「どんな人とやりたいか」です。きちんと統計を取ったわけではありませんが、おそらく、大体の人が後者を軸にバンドを組んでいるのではないでしょうか。そして、大体の人が後者を理由にバンドを解散(脱退)していることでしょう(参考『バンドが解散する理由』)。
僕の場合、一番やりたいのは「自分(櫻井ティモ)のオリジナル曲バンド」ですが、僕の曲は相当に難しいので、まずメンバーが見つかりません(※正確には、メンバーをオーガナイズする手腕が櫻井には不足している)。「チャールス・ミンガス・ナイト」みたいな企画も憧れですが、ミンガスの楽曲はホーンが中心なので、これまた舵を取る勇気がありません。いつかはやってみたいのですが、当分先になりそうです。
「やりたい人」とは少し違うかもしれませんが、「やりたいバンド形式」は多くあります。弦楽器が好きなので、チコ・ハミルトン・バンドのようなギター+チェロのピアノレスは面白そうだなあと思います。そのチコ・ハミルトン・バンドや、前述のミンガス・バンドでも活躍するエリック・ドルフィーも好きなので、バスクラリネットにも興味津々です。
★オススメ ライブ


チェット・ベイカーが好きなのでトランペット+バリトンのコードレス・カルテットもやってみたいですし、トロンボーンも好きなのでそれをフィーチャーしたい気持ちもあります。こういった変わった編成のバンドは、それだけでスタンダードが面白いサウンドになります。
想像していたらやりたくなってきましたが、つい先日リーダーライブをやったばかりなので、次にやるころには嗜好が変わっていそうです。