ニューパーク音楽大学を選んだ理由

ニューパーク音楽大学(Newpark Music Centre、以下ニューパーク)は、アイルランドのジャズ音楽大学です。2年制の「バークリー・トラック(BT) 」と、4年制の「音楽学士コース(BAJP)」があり、僕は専門学校を卒業後、音楽学士コースの3回生に編入し、卒業しています。

専門学校への進学を決めた当初は、ニューパークでなくバークリー音楽大学(Berklee College of Music、以下バークリー)に留学する予定でした。最終的にニューパークを選びましたが、その決め手となった理由を3つ紹介いたします。ニューパークへの留学を検討している人の参考になれば幸いです。

1つ目は、「教育学」という授業があることです。これは、講師と共にクラスを周り、実際に指導を行う、いわば「教育実習」のようなものです。「海外留学しよう」と計画したのは、「ドラム講師になるための知識と技術を得るため」という目的に基づいていたため、講師の経験を積めるこの授業は、最大の決め手になりました。

2つ目は、日本人が少ないことです。せっかく海外へ行くのに、周りが日本人ばかりではもったいない、と考えたのです。ニューパークも外国人留学生が多い大学ですが、僕が入学した時に日本人は全体で3人しかいませんでしたし、学年では僕1人だけでした。英語で苦しむことになりましたが、いわゆる「海外留学らしさ」を経験することはできました。



3つ目は、学費が安いことです。僕が入学した時は、ちょうどユーロ安で、奨学金が出たこともあり、年間30万円という破格の学費でした。2年間留学していましたが、生活費や渡航費、保険料などすべて含めても300万円ほどしかかかりませんでした。

「パフォーマンスを深く学びたい」「日本人がいないと寂しい」「良い学びのためにお金を惜しみたくない」など、人それぞれに考えがあると思います。周囲の評判に流されず、自分に適しているかどうか注意深く考えた上で選択してみてはいかがでしょうか。

※営業・セールスなどのお電話は、ご遠慮ください。

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