シとミ、ンとニ

とても似ているカタカナで、僕が書くと、非常によく間違われます。

上の単語は「ミンナ(皆)」、下の単語は「シンナー」のつもりで書いています。第3者から見ると、何がなんだかわからないそうです。実を言うと、書いた僕自身、読めない時があります。ためしに「皆シンナー見んな」という文章を、すべてカタカナで書いてみました。

こうして見ると、「」が「(じゅう)」や「+(プラス)」にも見えてきます。「(伸ばし棒)」を「(いち)」や「(マイナス)」、「」を「(さん)」、「」を「(イコール)」にすれば、「三二+三=十-三=十(32+3=10-3=10)」という謎の計算式を作れます。あ、イコールの部分は「」だったか……。

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某大手塾の先生をやっていたころ、国語のプリントでシとツンとソを混同する小学生が多くいらっしゃいました。たとえば、「公園の『ツーンー』で遊ぶ」なんて回答になっていると、採点する側は、△(減点)にしなければなりません。当人は「シーソー」と書いているつもりなので、「先生、採点ミスしとるよ」と怒って持ってきます。だいたいの小学生は、僕が「ごめんごめん」と謝りつつ。「ところで、ツーンーってどうやって遊ぶの?」と訊き返せば直してくれます。「今学校でブームなんだよ、知らないの?」と適当なことを言ってきた場合は○をつけるつもりだったのですが、そこまで臨機応変な小学生はいませんでした。

弱拍にアクセントを置くリズムの名称」のことを、僕の生徒様は、「ミニコペーミョニ」と覚えてしまっているかもしれません。


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