4文字の名前が覚えられない

たとえば、「山田(やまだ)」は、3文字なので覚えられます。しかし、「山本(やまもと)」になると、「やま」までしか覚えられません。「山なんとか」とうろ覚えになったり、「山岡」「山下」「山村」「山口」など、似たような、別の名前で覚えてしまったりすることが、多々あります。山や川などが付いているポピュラーな名字は、かろうじて2文字は覚えていられます。ところが、そこまでポピュラーでなく、かといって珍しくもない名前になると、1文字目すら思い出せません。実名を挙げて申し訳ないのですが、同僚の「ほりうち」さんを、ずっと、「かじ何とか」さんだと思っていました。

マナーやモラルの問題はもちろん、これから講師業を始めるにあたって、名前を覚えられないのは、非常に厄介です。そこで、自分なりに考察をした結果、間違いやすい傾向を発見しました。

1つは、「4文字4音の名前」です。これは、文字4つに対し、発音される音も4つ、というものです。楽譜にすると、8分音符4つの名前です。

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実は、同じ4文字でも、「4文字2音の名前」は間違えません。たとえば、「近藤」は、文字にすると「こんどう」の4文字ですが、発音は「こん」と「どう」の2音です。楽譜にすると、4分音符が2つです。



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もう1つは、「音から、漢字を連想して記憶するケース」にも、覚え間違いが発生します。これは、名前を聞いた際、聞いた音を頭の中で漢字に変換し、字面(絵)として記憶する、いわゆる、右脳式記憶法のことです。前述の「ほりうち」さんのケースがこれにあたります。「堀内」と、脳内で漢字に変換するまでは良いのですが、記憶の仕方が雑で、「」と「」を混同させてしまい、まったく別の名前で覚えてしまったわけです。

まれな例ですが、名を「良子」さんと記憶している人がいます。簡単な漢字なので、字面は間違いなく合っています。しかし、「りょうこ」さんだったか、「よしこ」さんだったか、肝心の音情報が思い出せません。

ちなみに、名前はなかなか覚えられませんが、誕生日は、わりと正確に覚えています。366種しかない、4桁の数字ですし、カレンダー型に数字を展開して、他の行事との距離を記憶すれば、名前よりずっと覚えやすいでしょう。ただ、覚えたところで、「なんで覚えてんの?」と、気持ち悪がられます

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