令和の「巨人、大鵬、卵焼き」

昭和に流行った言葉で「巨人、大鵬、卵焼き」があります。主に子どもの人気を集めていたもの3つを並べた、いわゆる「鉄板」の代名詞です。

巨人は野球チーム、大鵬は相撲の関取のことで、どちらもスポーツで人気があるチーム、選手です。卵焼きも子どもに人気の料理ですが、当時の高度経済成長による物価上昇のさなか、卵は値段が安定していたため、「家計の味方」という側面があります。

これに倣い、令和版の「巨人、大鵬、卵焼き」を挙げるなら、何が選抜されるでしょうか。

○巨人枠

当時の巨人は日本シリーズ制覇を9年連続して達成するなど、「強豪であること」が選抜理由に挙げられています。僕は野球のことをよく知らないので、この数値がどれほどのものかわかっていません。そもそも「日本シリーズ」って何でしょう? 「優勝」とは違うのでしょうか? 「シリーズ制覇」という言い回しから、「漫画を大人買いして全部読む」みたいなニュアンスを覚えますが、当たっていますでしょうか?

このように、現代では野球のことをよくわかっていないお子様もいらっしゃいますでしょうから、もっと今風にオーガナイズされたものが良いでしょう。現代における「人気の団体」は、野球チームよりYouTuberグループでしょう。日本のYouTuberランキングを調べたところ、動画再生回数が最も多いYouTuber団体は「フィッシャーズ」でした。

○大鵬枠

前述の巨人同様、スポーツ選手として強いことが選抜された要因ですが、負けのない安定した「手堅い戦い方」が人気のようです。こと格闘技において、負けは単なる数値に留まりません。一発の打撃は車との衝突のようなものですから、まともに喰らっていては身体が保ちません。ファイターとして長生きするためには、勝つことよりも負けないことが大切なのです。



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というわけで、この枠は満場一致で井上尚弥とします。

○卵焼き枠

冒頭に書いた通り、子どもに人気の料理なだけでなく、家計に優しい素材を用いていることが望ましいでしょう。最近はスーパーに行くとどれもこれも値上がりしています。ニュースを見ていないのでよくわかりませんが、たぶん、高度経済成長しているのでしょう

「値上がりしていない食材なんてあるのかな」と思いましたが、豚肉に比べると鶏ムネ肉は価格が安定している気がします(妻がよく買っている)。子どもは鶏モモ肉の方が好きな気がしますが、チキンナゲットに関しては鶏ムネ肉に軍配が上がるでしょう。

よって、令和の「巨人、大鵬、卵焼き」は「尚弥、ナゲット、フィッシャーズ」です。年の瀬になんというブログを書いているのでしょうか

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