ミュージシャンのアーティスト写真

俗に言うプロフィール写真のことです。「ミュージシャンは芸術家(アーティスト)であるから、それを写したものはアーティスト写真(以下、アー写)と呼ぶ」らしいのですが、画家や小説家の写真をアー写と呼ぶのはまれです。ひょっとしたらミュージシャン以外の芸術家の写真をアー写と呼ぶ可能性もありますので、当記事のアー写は、ミュージシャンの写真に限定したものであることをここに注釈しておきます

普通、アー写として認められるものは「顔が見えていること」「自分の楽器が写っていること」の2点です。著名になるとこの原則に当てはまらないアー写もありますが、そうでない場合は「ミュージシャンとしての顔を売るための宣伝広告」としてアー写を用いるため、どちらの条件も必須になるでしょう。この場合の「顔」は、顔面や表情に限りません。いつもサングラスにマスク姿でパフォーマンスしていれば、それがそのミュージシャンの顔になります。また、楽器はミュージシャンにとって最大のアイデンティティであり、自身をミュージシャンとして表現するためには欠かせないものです。



★オススメ ライブ




日本では「演奏中の写真」をアー写にしているミュージシャンが多くいます。僕の周りに限って言えば半分以上を占めていました。おそらく観客に撮ってもらった写真を使っているのでしょう。視線はカメラから外れていますし、無表情だったり、似たような構図ばかりだったりします。極端な話、全て同じアー写に見えるのです。はたして宣伝になるのでしょうか。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


上部へスクロール