ドラムは何歳から叩けるか

バチを持って叩くだけなので、年齢関係なく誰でも楽しめる楽器と思いきや、ある程度の身長がないとペダルに足が届かないという問題があります。ハイハット・ペダル(左足)はハイハットを閉じた状態にすれば良いですが、キック・ペダル(右足)は踏む以外に方法がありません。「イスの座面を下げる」という方法もありますが、そうすると今度はスネアやタム、ハイハットが叩きづらくなります

だいたいの目安ですが、通常のドラム・セット(22インチのバス・ドラム)でペダルが扱えるようになるのは、女性が小学3年生ごろ、男性が小学4年生ごろです。具体的な身長の数値を挙げられなくて申し訳ないですが、年齢だと8〜9歳といったところです。キッズ用の小型ドラム・セット(16インチのバス・ドラム)でも、6歳くらいにならないと安定しません。

僕のドラム・レッスンは男女共に4歳から受け付けています。男性で4歳というと、足を目一杯伸ばせば何とか届く距離です。安定感に欠けますが、身体の負担にならないようであれば挑戦していただいています。足の操作に抵抗がある場合は、手だけで演奏したり楽器の名前を覚えたりするなど、やり方はいくらでもあります。重要なのは「本人に演奏する意思があるかどうか」と「危険はないか」の2点です。



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僕が4歳という年齢制限を設けているのは、身長の問題よりもコミュニケーションの問題です。僕は、子どもに対してそれほど子ども扱いをしません(大人に対しても大人扱いしませんが)。主なレッスンは会話によって行なわれるため、会話できることが条件になっています。その目安が、だいたい4歳前後なのです。同じ理由で、言語も日本語に限定しています(参考『初めてのドラム・レッスンは英語だった』)。ご了承ください。

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