ドラムの演奏にグローブは必要か

最近はあまり目にしませんが、ハード・ロックやメタルを演奏するドラマーで手袋をしている人がいます。大手ドラム・メーカーもドラム専用のグローブを販売していることから、今もそれなりに需要があるのでしょう。スティックが滑らないよう、滑り止め加工を施していたり、通気性を考えてメッシュ生地を使っていたりします。

グローブを使う最大のメリットは、叩いた際の振動を吸収し、手の負担を軽減してくれることです。前述したハード・ロックやメタルは音量と音数が多く求められるジャンルであるため、正しいフォームでも長時間演奏すれば怪我の恐れがあります。逆を言えば、長時間演奏しなければ必要ありません。30分程度のステージで手が痛くなる人は、グローブを買う前にフォームを見直した方が良いでしょう。



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また、夏は汗をかき、冬は乾燥しがちですし、「汗っかき」「乾燥肌」という、持って生まれた体質もあります。グローブを着ければ、これら環境や体質の変化を受けにくくなります。1年を通して、安定したグリップを得られるわけです。ただ、あまり依存するとグローブ無しでは安定しないドラマーになってしまうので、素手で叩く習慣もつけるべきでしょう。

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