ドラマーにオススメのエレキギター特集

ドラマーがギターを弾くと、音価の短いパーカッシブな演奏になりがちです。そもそも左手の押し弦が甘いのが原因ですが、普段から演奏しているドラムが「(短い音)で発音する楽器」であるため、(長い音)を意識しづらいのでしょう。「ドラマーの経験を活かし、点で攻めるプレイスタイルを追求する」という方法もありますが、線の演奏ができるのに越したことはないので、「ドラマーでも線が出しやすいギター」を選ぶと良いでしょう。

「線が出しやすい」とは、すなわち、押し弦が容易いギターです。弦のゲージ(太さ)を細くするのも手ですが、張力(弦を張る力)が弱いショート・スケール(ネックが短いモデル)を使用すると良いでしょう。フレットの間隔も短くなるため、指が開かなくてもコードを押さえられます。ショート・スケールには「ハイポジション(高い音)が弾きづらい」という難点がありますが、ドラマー風情がギターを弾くシチュエーションにハイポジションは必要ないでしょう。

電気系統も重要です。ノブ(つまみ)が3つ以上あるとドラマーは混乱するため、1ボリューム1トーンのモデルを選びましょう。できればピックアップ・セレクターも外したいので、1ピックアップのモデルが望ましいです。音作りの幅は狭まりますが、作りがシンプルな方がドラマーの単細胞にはマッチします

まとめ

○ショート・スケール
○1ボリューム1トーン
○1ピックアップ



★オススメ ライブ




以上の条件を満たすエレキギターを探してみたところ、かつてフェンダーが発売していた『ミュージックマスター』というモデルが該当しました。しかし残念なことに、このギターは既に生産完了しており、中古あるいはビンテージでしか手に入りません。

「現行品はないのか……」と諦めかけたドラマー諸君、朗報です。現行品で、上記の条件を満たすどころか、ノブが1ボリュームのみという上をいくモデルが見つかりました。なんとさらに、4万円を切る驚きのコスト・パフォーマンス。これはもう買うしかありません。リンクを貼っておくのでぜひチェックしてみてください。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/268333/

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