ストレスの解消と音楽

「ドラムはストレス解消になる」そうです。理由を訊くと、「ちょうど良い運動になる」とのことでした。以前、身体を動かすと頭脳疲労が解消されると友人から聞いたので、きっと思い悩むんでいることがあるのでしょう（参考『引きこもりは疲れを知らないのか』）。ストレスとはつまり、頭脳疲労なのでしょうか。

「音楽鑑賞は気晴らしになる」という意見もあります。沈んだ心が癒される、活動的な気持ちを引き起こすなど、やはり心理的な効能があるようです。ドラムの演奏と違い、運動の要素はありません。しかし、心的ストレスに働くのであれば、音楽鑑賞はスポーツの一種なのでしょうか。

僕はミュージシャンで音楽を生業にしています。仕事中はほぼずっと音楽を聞いていますが、仕事をしていない時も好きで音楽を聞いています。「耳栓がわりにしている」という理由もありますが、耳栓を使わないところを察するに、僕にとって音楽鑑賞はストレスを解消する方法の1つなのでしょう。

聞いている音楽は気分によって変わります。最近はゲーム音楽を聞いているのがほとんどです。音楽を聞くというより、「頭の中でゲーム画面を再生して映像を楽しんでいる」に近いです。実際にゲームをプレイする暇がないため、空想で補っているのです。